バイク馬鹿があーだこーだ語るブログ

「超」がつくほどのバイク馬鹿が、バイクに関する出来事やバイクに対する思いを勝手について語らせていただきます( ◠‿◠ )

空を駆ける者、地を駆ける者

どうも、taku-marineです。

 

最近部屋の整理をしてたら、昔買って読んでた漫画が出てきました。

 

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集英社

 

ヤングジャンプコミック

 

 山口かつみ

 

 72 The Soul of Bikes

 

 

72 the soul of bikes 1 (ヤングジャンプコミックス)

72 the soul of bikes 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

 

72 the soul of bikes 2 (ヤングジャンプコミックス)

72 the soul of bikes 2 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

 

72 the soul of bikes 3 (ヤングジャンプコミックス)
 

 



 

 

72 the soul of bikes 4 (ヤングジャンプコミックス)
 

 

 

 

 

72 the soul of bikes 5 (ヤングジャンプコミックス)

72 the soul of bikes 5 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

この漫画のタイトルの 「72」というのは、ホンダのCB72からとったもの。

 

物語は主人公、柏木奈津美の祖父が他界しある遺書から昔レースをしていた仲間がいることを知り、その仲間へ分解していたレース車両CB72のパーツを集めるために旅に出るところから始まり、途中で事故で出会った神楽一志と旅を共にする。

 

この漫画バイク好かならハマりますね〜

 

その中でも、私が特に印象に残ったのが第2巻の冒頭。

 

空を駆ける者 と 地を駆ける者。

 

柏木奈津美の祖父、柏木実男は生前奈津美にこんな話をした。

 

 

 

翼を大きく羽ばたく鳥には

翼が必要だ・・・

 

人もまた・・・

同じなんだよ

 

昔このホンダのマークは

人間に翼の生えたものだった・・・

 

つまり・・・

バイクというのは

乗るものにとって翼のようなもの・・・

 

そして

 

翼を得た者は

二通りのタイプに分かれる・・・

 

一つは空を駆ける者

もう一つは地を駆ける者・・・

 

さて・・・

なっちゃんはどちらのタイプだろうかね・・・

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 この話を思い出した後、奈津美は休憩しにファミレスにはいる。

すると、そこには卒業が近い女子高生二人が話をしていた。

女子高生二人はファミレスの外に原付を停めていた。

 

奈津美は以前、知人からヤマハのYZF-R1を借りて走るがそのYZF-R1の性能に興奮し、これが「空を駆けるという事」だと解釈する。

しかし、その後転倒してしまい、通りがかりのライダーに助けてもらう。

 

その時のライダーも祖父と同じことを言っていた。

 

その後そのライダーはこう続ける

 

そして・・・

僕は思うんだけどね・・・

 

翼は大きさじゃないよ

 

 

女子高生のバイクは原付、大型や中型に比べて趣味性の低いバイクではあるけど、原付でもツーリングに行ったりできる。

 

しかし、その女子高生二人はツーリングという言葉も知らず、バイクはただの足代わりとしか考えてない。

 

奈津美はその二人を

 

「地を駆ける者」

 

と位置付ける。

 

奈津美はその二人にこう言った

 

50㏄っていう小さな翼で翔べるんだよ!!

 

その後、女子高生の一人は「遠くに行こう!!」

ともう一人の女子高生に話を持ち掛け、そこで話は終わる。

 

 

なるほどね・・・・

バイク乗りとして深い話ですね。

 

私はもちろんこれからも、空を飛び続けますよ!!