ゼファーはゼファーであって、Zではない。
どうもtaku-marineです☆彡
私の愛車ゼファーについてよくネット上でよく聞く話。
ゼファー1100はゼファー750、400よりも格下。
という説についての事。
カワサキから販売していたゼファーには主に3つの排気量区分があります。
400cc→ゼファー400(後に改良版としてゼファーX(カイ)も発売)
750cc→ゼファー750
1100cc→ゼファー1100
主にこの3つ。
この3つの内製造元の川崎重工は私の乗っている、最大排気量のゼファー1100 をフラッグシップモデル(最上位版)として販売した。
だがしかし。
あることを理由に、ゼファー1100を750、400よりもダメなバイクだという風潮がある。
あることを理由にの 「あること」 というのが・・・
Z系のエンジンじゃない。
Z系と言うのは1972年世界で初めて最大速度200キロ超えを叩き出し、エンジンやハンドリング総合的な性能で他のどのバイクを寄せ付けない、カワサキの伝説とも言われている Z900スーパーフォー(通称Z-1) をはじめとし、そのZ-1から派生型全般のことを言う。
http://www.goobike.com/learn/bike_issue/toku184/01.html
Z900スーパーフォー(Z-1)
どういうことかというと。
ゼファー400のエンジンは、 Z400FXのエンジンがベースになっており、
ゼファー750は Z650(通称ザッパー)がベースになっており空冷Z系のエンジンを流用している。
Z400FX
Z650(ザッパー)
で、ゼファー1100の場合はクルーザーである ボイジャー の水冷エンジンを空冷化したもの。
ボイジャーとは、ホンダのゴールドウィングのような大容量な収納や運転の快適性でスポーツ走行よりもツーリング向けに作られた、 クルーザー あるいは ツアラー と呼ばれるジャンルの車種。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/カワサキ・ボイジャー
確かに1100だけZ系ではないのです(そのボイジャーのエンジンの元はZ1300なんだけどね)。
それで、ゼファーは400、750はZ系だけど、1100 のはZ系じゃないから400と750よりステイタスが低いというなんとも呆れた屁理屈。
ハッキリ、言ってやる。
エンジンの系統がどうであれ・・・
ゼファーはゼファーであって、ZはZでありそれ以上でもそれ以下でもない。
そもそも、どの排気量もカワサキ自身がゼファーと命名した。
そもそも、そこまでZに拘るならZに乗ればいい。
そもそも、生みの親である川崎重工株式会社がゼファー1100 をゼファーシリーズのフラッグシップモデルとしてゼファー1100 を世に送り出したんだっつーの。
誤解されたら嫌なのでいっておきますが、ゼファー1100 乗りとして400や750を卑下しようとは思わない。
1100 と比較して400はコンパクトで取り回しも軽そうだし、750は400とそう変わらないサイズで1100 ほどではないにしろ大型バイクならではの馬力もある。
1100 は重いし、1100ccもの排気量になるとガソリンも食うし、夏場は暑い。
だが、ゼファー1100のリッタークラスの排気量ならではの、大柄なボディー、図太い排気音、リッタークラスならではのトルクは圧倒的な存在感があり、やはりゼファーシリーズのフラッグシップモデルに相応しいバイクだと思う。
決してZ系じゃないから駄目なんてことはないと思う。